極彩色の鬼才・五社英雄ワールドが今、令和に蘇る!
“没後30年五社英雄 情念の軌跡” プロジェクト始動
今年で没後30年となる日本映画界の鬼才・五社英雄監督。
命日の8月30日にむけて、「没後30年 五社英雄 情念の軌跡」と題した大プロジェクトが始動します。
未だパッケージ化されていない『人斬り』『牙狼之介』『五匹の紳士』『出所祝い』など9作品が、遂にDVDもしくはブルーレイ化されることになりました。これにより、五社監督が遺した24本全作品がパッケージ化されることとなります。
ポニーキャニオンからは、『御用金』『人斬り』『女殺油地獄』3作品のDVD及びブルーレイディスクが、東映ビデオからは『牙狼之介』『牙狼之介 地獄斬り』2作のDVDが8月30日(火)にリリースされます。
さらには、松竹からは『獣の剣』『五匹の紳士』『十手舞』3作、東宝からは『出所祝い』のDVDが2022年内に発売される予定です。
数々の映画で人間の生きざまに注目し、
赤裸々な描写を通して人間の情念を描き続けた鬼才。
1929年 2月26日 東京都生まれ
1953年明治大学商学部卒。ニッポン放送を経てフジテレビに入社。
在職中に企画・制作したテレビドラマ「三匹の侍」で脚光を浴びる。
人と人が斬り合う効果音を発案し、日本ではじめてTV局社員として映画の演出家となる。
映画版「三匹の侍」や「御用金」「人斬り」など大型時代劇を演出しヒットを飛ばす。
1980年にフリーとなった以後は映画「鬼龍院花子の生涯」「陽暉楼」「櫂」「薄化粧」「極道の妻たち」「吉原炎上」など人間の生きざまに注目し、赤裸々な描写を通して人間の情念を描き続けた。
1985年 「五社プロダクション」を設立。
1989年 映画「226」撮影終了後に食道癌を患い、
1992年 映画「女殺油地獄」を遺作とし63歳にて逝去。